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国際運転免許は1年間有効ですが、カリフォルニア州ではカリフォルニア州の住民になった日から10日以内カリフォルニア州の運転免許を申請しなければならないと規定されています。ドライバーズライセンスは写真付きIDとしても有効です。アメリカではクレジットカードを使うときなど、いろいろな場所でフォトIDを求められるので、アパートなどが決まり住所が決定したら運転免許取得の申請をした方が良いと思います。

カリフォルニア州の運転免許はCalifornia Department of Mortor Vehicle (DMV)にて申請することができます。アメリカの他の州の免許を所持している場合には、DMVにて筆記試験を受けるのみでよいですが、他国から来たなどの場合には、国際運転免許を持っていたとしても 免許取得のために実技試験を受ける必要があります。試験は筆記試験に合格した後、別の日に自分の車を持ち込んでの実技試験となります。免許取得手順は以下の通り。順序は多少異なる可能性あり。また、私が試験を受けたのは2008年なので、状況が変わっているかもしれません。

免許取得手順

・DMVオフィスにて申請
インターネットもしくは電話で予約が取れます。混雑する時期、都市部は予約した方が良いかもしれません。
・DL44Formを提出
Application Form for Driver License, ID Card or Name Change。DMVに用紙があるので、事前にもらっておくと良い。
・指紋採取
・SSNの申告
SSNにより身元調査が行われるが、SSNが無くても合法的に滞在している証明(パスポート、ビザ)があればOK。
・ID提示
パスポートでOK。氏名、年齢、誕生日を確認。
・所持している免許を提示
既に所持している免許を提示。他州で申請した免許にはシールが貼られて無効になる。 一昔前は国際免許も無効にされることがあったそうだがこれは間違い。 国際免許にシールを貼られそうになったらクレームをつける。 免許を提示しないと無免許ということになるので、実技試験のときには免許を持っている人にDMVまで車を運転してもらう。
・申請費を払う
日本の普通免許に相当するCライセンスは28ドル現在は33ドル。その他はこちらで
・視力検査
日本と同じような簡単な視力検査。
・筆記試験を受ける
36問中30問正解で合格。1年間に合計3回まで受験可能。合格すると実技練習許可証が発行される。
・写真を撮る
簡単に写真を撮られますが、これが免許に掲載される写真になるので、それなりにきちんと撮られましょう。
・実技試験を受ける
筆記試験の日とは別の日に自分の車を持ち込んで実技試験を受ける。予約が必要。有効な車の保険がかかっていることが必要。3回まで受験可能。3回不合格だともう一度筆記試験から。
・仮免許証を受け取る
・免許証GET
後日正式な免許がDMVから送られてくる。早ければ1、2週間。混雑時期は1ヶ月以上かかることも。

筆記試験について

筆記試験は最寄のDMVで受験することができます。筆記試験は日本語の問題も用意されていますが、たまに変な日本語の場合もあります。英語でもそれほど難しい英語ではないですので、どちらでうけても良いと思います。他にも韓国語や中国語なども用意されているようですよ。

法律の勉強は、カリフォルニアドライバーハンドブックにて勉強します。DMVでも配布されていますし、DMVのサイトでダウンロードもできます。 英語のテキストで、他の言語に翻訳もされていますが、残念ながら日本語はありません。サンタモニカにある近藤モータースのサイトで日本語に翻訳したものが掲載されています。 非常に役立つので一度読んでおきましょう。

羅府テレフォンガイドや、南カリフォルニア生活大辞典という日本語の雑誌がロサンゼルスなどの日系スーパーなどで無料配布されています。この中に運転免許申請の手続きや、 筆記試験のテストなどが掲載されていますので、試験を受ける前に問題をやっておくと良いと思います。また、DMVのサイトには英語のサンプルテストがありますので、 こちらもやっておくと良いでしょう。

実技試験について

実技試験は自分でDMVに車を持ち込んで試験を受けることになります。予約必須なので、インターネットのDMVのサイトから予約しましょう。7月頃は結構混雑しているようです。 早めに予約申し込みをしましょう。また、持ち込む車は自動車保険が有効でないといけません。

実技試験はまず車両検査から始まります。ウインカーをつけろなどと言われるのでその通りにライトをつけたりしていきます。これは知識検査もかねているので、 英語でなんと言うかもきちんと覚えておきましょう。

試験官が助手席に座り、実技試験のスタートです。簡単な英語で右に曲がれなどと指示されるので、その通りに運転していきます。 コースはDMVによって決まっているようです。場所によっては3種類程度のコースのどれか、とかその組み合わせなどというようになっているので、 同じDMVで受けたことがある人にコースを聞いて、あらかじめ練習しておくと余裕が出てくると思います。

実技試験は減点方式で、駄目な点をチェックされていきます。重大なミスをすると一発不合格。その点は日本と同じ感じですね。 試験官によって評価のばらつきも結構あるようで、この試験官は難しいとか、楽だとかいろいろと噂を聞きますが、基本は、動作が試験官に見えるようにはっきり行うことです。

例えば、ターンするときに肩越しに斜め後ろを見ないといけないのですが、このとき、視界に入るからと言って目だけで見ようとすると減点されます。 日本で車の運転になれていると、この罠に陥りますので、しっかりと振り返るようにすると良いと思います。また、停止線は車の先端がその線の前に止まるようにする必要があります。 これも、日本では停止線がある程度の幅があって、そこに前輪がくるように止めるので注意が必要です。 また、停止するときは前輪がまっすぐになっている必要があります。例えば、右折しようとして、交差点で一旦停止するときなど、前輪が右に向いていると減点です。 運転に慣れた人ほど注意が必要なことが多いです。

リンク

California Department of Mortor Vehicle (DMV)
カリフォルニアドライバーハンドブック(英語、HTML版)
サンプルテスト(英語)
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