海外留学中に関わらず、研究者であれば学会で英語でプレゼンテーションをしたり、英語で論文を書いたりと、英語に関わる機会はとても多くなります。
私もこれまでに何度も英語論文誌や国際会議に論文を投稿してきました。このページでは、英語論文執筆や国際会議でのプレゼンテーションに役立つ本などを実際に自分で読んだことのある本を中心に紹介していこうと思います。また、これらの本は、論文執筆以外の研究生活についても書かれていたりするので、サンタバーバラでのUCSBの教授たちとの交流にも大変役立っています。
研究者に役立つ英語の本の紹介
この本は会社に入ってから買いました。 日本で科学論文の英文校正や国際会議のプレゼンテーション指導をしているアメリカ人が書いている本です。 単語の意味や使い分けについて図を交えて簡潔に説明されています。例えば日本人が論文でよく使っている”realize”、実現するという意味で安易に使ってしまっていますが、 たいていの場合使い方が間違っているそうです。 一つの単語、表現について数ページで図解を交えて書かれているので分かりやすいと思います。 このように科学技術論文でよく使われる単語や表現についてネイティブの視点から意味を説明している本は他にあまり無いと思うので一度読んでみると面白いと思います。
博士課程の学生の頃に買った本の新訂版です。国際会議での発表が数回目の頃だったので参考になりました。プレゼンテーションだけでなく、プレゼンテーションするためのあらゆることが掲載されています。投稿論文の作成はもちろん、国際会議の申し込みや宿泊についてなど、 国際会議への参加に必要なことが網羅されています。。 また、プレゼンテーションでの質疑応答や、会場でのトラブル対処などについても書かれており、これ一冊あれば国際会議参加にとても役立つと思います。
私が買った本は改訂前の本です。CDは付いていなかったような・・・。国際会議での質疑応答だけでなく、国際会議で座長を務めることについてもかかれています。 また、留学する際に初めて研究機関を訪問する際のことや、講義を行うなどの内容や、留学先のホストとの付き合い方なんていう項目もあります。 社会人研究留学にも役立つ内容です。
国際学会English―挨拶・口演・発表・質問・座長進行
この本はまだ読んでいませんが、レビューを読むと好評なので、読んでみようと思っている本です。